2019年09月20日

バラードシングル『ZIPANG(ジパング)』――ヨナ抜き音階の美しい旋律と麗しの日本語歌詞

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こんばんは、わたくしです。

HYDEさんがピアニストとして林さん(YOSHIKI)を迎えて、
繰り出したバラードシングル『ZIPANG(ジパング)』!


HYDEさんはこう云っています。



「海外でワンマンをやる時でも、やっぱり中盤にバラードをやるとか、聴かせどころは1回作りたいと思っていて。谷を作りたいんですね。そういう時に、どうせだったら、日本の美しい旋律だったり、言葉だったりを伝えたほうがみんなに喜ばれるんじゃないかなと思って作りました」




その言葉のとおり、



  • ヨナ抜き音階の美しい旋律

  • 麗しの日本語歌詞



が、特徴です。



バラードシングル『ZIPANG(ジパング)』




今回の初期ラルクとhydeさんとわたくしは

バラードシングル『ZIPANG(ジパング)』――ヨナ抜き音階の美しい旋律と麗しの日本語歌詞



と題して、

バラードシングル『ZIPANG(ジパング)』に迫ります!







  • ヨナ抜き音階の美しい旋律


  • 先程の発言とは、別に、

    バラードシングル『ZIPANG(ジパング)』について

    HYDEさんはこうも云っています。




    「ヨナ抜き音階で作りました」



    この、

    ヨナ抜き音階とは、なんなのでしょうか?





    ヨナ抜き音階とは?




    明治時代に洋楽の影響で作られた五音音階。
    長音階と短音階の2種がある。

    名称は七音音階(ヒフミヨイムナと呼ばれた)の第四・七音を欠く意味で、4番目の「ファ」と7番目の「シ」を抜いた音階のこと。

    つまり、「ド・レ・ミ・ソ・ラ」の五音音階のことをヨナ抜き音階と言います。






    ヨナ抜き音階は、このようなものです。
    ヨナ抜き音階はどのようなものなのか、さらに見てみましょう!






    心に残る名曲になる秘訣!?


    ヨナ抜き音階は、明治時代以降、多くの童謡で取り入れられ、今もなおJ-POPで使われている日本固有の音階です。

    この独特の音階は、従来五音音階になじんできた日本人には比較的受け入れられやすく、とても耳ざわりがよく、心に残る名曲になる秘訣となっています。



    ヨナ抜き音階のヒット曲!



    きゃりーぱみゅぱみゅ「にんじゃりばんばん」



    童謡「ももたろう」



    坂本九「上を向いて歩こう」



    太田裕美「木綿のハンカチーフ」



    氷川きよし「箱根八里の半次郎」



    谷村新司「昴」



    童謡「カモメの水兵さん」



    ジッタリン・ジン「夏祭り」







    要するに、


    バラードシングル『ZIPANG(ジパング)』は、

    日本人の心に響くヨナ抜き音階の美しい旋律だと云うことです。








  • 麗しの日本語歌詞







バラードシングル『ZIPANG(ジパング)』の歌詞を見てみよう!



『ZIPANG(ジパング)』


遠き日見し麗しの
日出る国よ まだ
うつろわず その姿
映せりや 今も

舞い降る花香る春
みずかがみ涼し夏
秋きぬと月見あぐ
温めあゆる冬よ

あの巡り来る季節を
いとおしむ心へと
ひかりは 生まれ来るのだろう

めくりめく社会の隅で
心取り残され
先をせく人波に 見えなくなる
僕が消えてく

The sun's gonna rise
The sun's gonna rise

あの鮮やかなる都
慎ましい人々へ
ひかりは 今日も太陽は
昇りゆくのだろう

遠き日見し麗しの
日出る国よ まだ
うつろわず その姿
映せりや 今も




実を云うとわたくしは、

「時、日よ」

かと思っていました!(爆)


しかし、

素敵な歌詞だ♪




だけど、


遠き日見し麗しの
日出る国よ まだ
うつろわず その姿
映せりや 今も



この、「映せりや」はどう云う意味なのでしょうか?

わたくしでもなんとなく、『完了+詠嘆』かな?と思いつけるけれど……、

「映してきたことだなあ」

と云う解釈で合っているでしょうか?

有識者(?)に「お知恵を貸していただけませんか?」と、メールしてみました。


返信には



「遠い(昔の)日に見た麗しの
太陽が昇る国よ、まだ
色あせることなく その(昇る太陽に輝く)姿を」
とあるので

「映せりや」は


サ行四段活用「映す」已然形+存続の助動詞「り」終止形+係助詞「り」(問ひの意を表す)、で



「映してゐるだらうか、今も」と解釈することになります。



この問がこの曲の歌詞の重要なモティフ(動機)となります。



と云うものでした。
なるほど~。

ありがとう御座いました♪




対訳。


遠い(昔の)日に見た麗しの
太陽が昇る国よ、まだ
色あせることなく その(昇る太陽に輝く)姿を
映しているだろうか 今も

舞い降る花の香る春
水面に映る物影の涼しい夏
秋が来たと月を見挙げる
温めあっている冬よ

あの巡り来る季節を
大事にする心へと
光は 生まれ来るのだろう

めがくらむ(ほどめまぐるしい)社会の隅で
心が取り残され
先を焦る人波に、見えなくなる
僕が消えてゆく

太陽は昇りつつある
太陽は昇りつつある

あの鮮やかな都
(そこに生きている)慎ましい人々へ
ひかりは、今日も太陽は
昇りゆくのだろう

遠い(昔の)日に見た麗しの
太陽が昇る国よ、まだ
色あせることなく その(昇る太陽に輝く)姿を
映しているだろうか 今も




こんな感じになると思われます。

麗しの歌詞だと思いませんか?

美しいですよね?




つまり、

バラードシングル『ZIPANG(ジパング)』は

慎ましやかに生きる人々に太陽が昇ることを希求する歌詞

の曲であると云えます。


それはおそらく

他の国との比較ではなく

それだけの美徳をこの国土は保てているか

と云う危機感のあらわれともとれます。



この危機感はわたくしにも判るような気がします。

とりわけ、昨今の嫌韓報道などを見聞するほどに高まるばかりです。


その意味でも、『いま』を映し出した曲だと云えると思います。



個人的に

今回、意味が判ったことによって、『ZIPANG(ジパング)』がもっと好きになりました!



バラードシングル『ZIPANG(ジパング)』






『ZIPANG(ジパング)』を聴きながら、

世界を想いましょう(o^∇^o)ノ








改めてまとめてみましょう!



  1. ヨナ抜き音階で作られた美しい旋律

  2. やまとことばが麗しい歌詞



と云うことが

バラードシングル『ZIPANG(ジパング)』の特徴である、

と云ってしまっても介意(かま)わないでしょう。



『ZIPANG(ジパング)』が収録されているHYDEさんのソロアルバム『Anti』





『ZIPANG(ジパング)』以外もソロアルバム『Anti』は、名曲ばかりなので、おすすめです!
posted by わたくし at 23:48| Comment(0) | hydeさんとソロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月22日

箱(過剰包装)の中には……hydeさんっっ!!

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【2019-06-24 執筆】


こんにちは、わたくしです。




なかなかきちんと更新できなくて申し訳ありません!

わたくしの本業は文筆業になるわけですが、

また、新しい本を出すことになったのです!

併せて、やっている、わたくしのちいさな出版社もやっとビジネスとして動きはじめたところです。

ですから、
近頃のわたくしは、なかなか忙しいのです。

長らく名乗ってきた称号である、always暇人も返上か!? と云うほどです。


なので、更新が滞りがちになってしまって、ほんとうにごめんなさい!


……以上、長い長い云い訳でした!





ものすごく久しぶりにhydeさんネタ。ブログタイトルが嘘みたいな昨今。

とは云え、昔のhydeさんではありません。ごめんなさい。


hydeさんのソロアルバム、『ANTI』が2019年6月19日に、発売!!

発売当日に、まき子に「買いに行くぢゃ」と勢い込んで云ったものの、財布の中身を確認すると、2千円。

「ふえ、アルバム買えないじゃ」

と、断念。
……と云うか、カードの使えるAmazonで買うことに。


さっそく見に行くと、ついてくるものの違いで、めちゃくちゃ種類があり、悩んだ挙げ句、2種類購入しました。

1万円くらい、飛んでいったよぉー(泣)。
まぁこれも、愛のなせる技!


そうしてこの日、無事に届きました。

が、

箱がでかい!!!

なにごとかと思いましたが、

箱(過剰包装)の中には……hydeさんっっ!!



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メーカー特典は、ポスターでした。
さっそくベッドの横の壁に飾りました。

お美しい!
エロい!
最高だ!


posted by わたくし at 20:00| Comment(0) | hydeさんとソロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月02日

HYDE「FAITH」のススメ――カトリック過劇派がボイコットするべき危険アルバム!?

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こんにちは。わたくしです。
hydeさんとソロカテゴリに、何時(いつ)までも記事がないのは申し訳ないので、以前に書いたものを再録します。


*いろんな場所に載せているのでコピーだと思われないため、引用符をつけました!



HYDE「FAITH」のススメ――カトリック過劇派がボイコットするべき危険アルバム!?









日本っていいなと思うのは、


例えば、
HYDEのソロアルバムFAITH。

これは日本だからできることだよな、と思う。









FAITHというタイトルが出てきた瞬間に、

おお、HYDEさん本気だ、と思ったけど、

本気を出されるとやばいんだと聞いてみて実感。


ごめんなさい、完敗です。









まず、かっこよすぎるのだけど、

なにを云ってるのかが躰に入ってくると鳥肌が立って、


そこで初めて歌詞カードを見たら、
泣いてしまった。

やばすぎる。









だって、英語八割日本語二割くらいなんだけど、
歌詞カード見たら英語部分に対訳つけてあるんだもん。

HYDEさん、どこまで本気なんだ……。





あなたの詩にもあなたの歌にも、
わたしはとりあえず昔からいつだって完敗してるのに、

そんなに本気でやられたらもうどうしたらいいか分からないよ。









遠まわしな表現とか言いたいところはわざと日本語ぢゃなくしたりしてた照れ屋さんぢゃんなかったの?

あなたの表現力で、
しかも直接話法でやられると、
もうわたしはどうしたらいいんだ。


英語にまで対訳ついたらもうすべてが伝わりすぎだよ。






というわけで、アルバムFAITHがやばすぎ。

カトリック過激派がボイコット運動とかしないのが不思議だよ。









全部通して聞くともう完璧なのだけど、

例えばオープニングがいきなり

「JESUS CHRIST」という曲で、

その曲一曲だけでももうやばい。





この曲は全部英語詞なのだけど、ふつーに聞いていてもやばすぎる。

歌詞を見てもやばすぎる。
対訳はさらにやばい。
わかりやすいけど、やばい。






神よ、私は信じている
深い信頼、決して貴方を疑ったりしない
皆に狂っていると言われてもかまわない
私が死んでも それは変わりはしない

神よ、私は信じている
深い信頼、決して貴方を疑ったりしない
でも罪無き我が子の命が尽きようとしています
必死に問いかけても祈りの答えは戻りません

我が声よ天まで届け

この子の命を救えるなら何でもするでしょう

どうか私を身代わりにして

ああ、神よ、私に死を与えたまえ

神よ、私は信じている
皆に狂っていると言われてもかまわない
私が死んでも それは変わりはしない

我が声よ 天まで届け
この子の命を救えるなら何でもするでしょう
どうか私を身代わりにして

ああ、神よ、私に死を与えたまえ
ああ、神よ、私に死を与えたまえ






だぜ。
やばすぎる。
なんて率直でなんて根源に根ざした歌詞を書くのだろう。
信じられない。






これでまずガツンとやられて、

続く歌がどれもやばくて、
もうやばすぎて引用もできないのだけど(苦笑)、COUNTDOWN、

MADE IN HEAVEN

I CAN FEEL

SEASON'S CALL

FAITH

きて、


DOLLY









DOLLYも日本ぢゃなきゃできなかったなと思わせられる歌。





これは、発売前にMCで「羊の歌です」と本人が云ってたらしいけれど、本当に羊の歌(笑)。





これも全部英語詞で英語を眺めるだけでもぞくぞくする素敵な歌なのだけど、ここでは対訳を。






時間の問題だろう科学者たちが
人工知能に魂を埋め込むのも
兵器の進歩は
科学という名の信仰

君をこの世界に連れ戻すことができるなら
どんな規則も破るだろう
機械と地獄へ落ちようとも
かまいはしない 愛の為なら

それは美しく何処までも高い強力な塔を建てる
テクノロジーを駆使して新たなバベルを建造してゆく

イギリスで作られたクローン
彼女の魂は何処から来たの?
もうケルビムを倒す必要もないだろう
それは神の誤算

君をこの世界に連れ戻すことができるなら
どんな規則も破るだろう
機械と地獄へ落ちようとも
かまいはしない 愛の為なら

それは美しく何処までも高い強力な塔を建てる
テクノロジーを駆使して新たなバベルを建造してゆく

“わたしのなまえはドリー
どうしてわたしはつくられたの?
ねえパパ おしえて”

どんな罰を受けようとも
口に出来ない罪を犯しても
関係ない

君をこの世界に連れ戻すことができるなら
どんな規則も破るだろう
機械と地獄へ落ちようとも
かまいはしない 愛の為なら

それは美しく何処までも高い強力な塔を建てる
テクノロジーを駆使して新たなバベルを建造してゆく






好きすぎる。
人工知能もクローン技術もサイボーグ技術もロボット技術も、全部好きです。それに加えて、バベルとかケルビムとかまで出されたらもう悶え死ぬよ……。









で、そこで、とても美しい

PERFECT MOMENT

(歌詞も美しすぎて死にそう)

しっとりと入り、

一転してダンサブルな

MISSION


「Come on dance with me」

はじまるのだけど、
この歌を歌い踊ると世界は平和になるんぢゃないかと思う(笑)。

お見事。






これは英語かと思いきや4行くらい日本語。なので対訳だけ載せても意味がないし、どうしよ。
まあ、やっぱり原曲を聞いたほうが素敵なのでここでは日本語で(カッコ内はもとから日本語)。






俺と踊り明かそう

必要なのは極上の喜び
体は音に任せ
(殻を脱いで自然体になる)
あらゆる悩みを捨てろ

(関係などない君の色 信仰だって好きでいい
辿ればそう、同じ遺伝子 輸血だって可能さ)

視点を高くするだけでいい
難しくないさ もっとまともな方法はあるだろう?

壁はない抱きしめよう 一つの地球を
音楽に導かれ 銃をギターに変えて
調和を奏でよう 簡単なことさ
さあ俺と踊ろう

防壁を壊す音楽
重力を脱ぎ捨てて
(感覚をそう、研ぎ澄まして)
音の波にサーフィンしよう

俺たちは一つになれる
難しくないさ 心を開いて愛し合おう

ある朝僕はとてもリアルな夢を見た
皆、気づいたんだ 歴史の悪循環に
僕等は走り出す 同じ使命を持って
目的地へ辿り着き 夢を掴み取る!

壁はない抱きしめよう 一つの地球を
壁はない抱きしめよう 一つの地球を
音楽に導かれ 銃をギターに変えて
調和を奏でよう 簡単なことさ
さあ俺と踊ろう
さあ俺と踊ろう






究極の反戦ソングだね。
でもこれで美しく終わらないところがこのアルバムのすごいところ。






ラストは再びハードロックに戻り、

IT'S SAD。

これはもう、聞いてもらったほうがいい気がするので、

タイトルが何処から来ているかだけ。






The ground will find some peace when we're gone It's sad






哀しいことにわたしもまったく同感だ。





この曲の最後はまた切ない。





Once more, the hunting season
We shoot at will Why does God permit it?





ときて、もう一度サビが繰り返される。





Rewind the times so crazy
What right have we to kill? Full of conceit
The worst creatures in history
The ground will find some peace when we're gone It's sad





……ごめんなさい、としかもう言葉がないです。
やられました。ごめんなさい。





ちなみに、この流れでわたしが思い出したのは、大好きなアルセーヌ・ルパンの言葉。
「いい大人がか弱い小鳥を集団で打ち落とすような残酷な遊びにどうして夢中になるのだろう」
みたいなことを恋人のクラリスにつぶやくエピソード。
後のアルセーヌ・ルパンことラウール二十歳。
シリーズでも名高い「カリオストロ伯爵夫人」の冒頭。

100年前からわたしたちは進化なんてしていないのだ。

posted by わたくし at 17:17| Comment(0) | hydeさんとソロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする